作品概要
《アンヘル・フェルナンデス・デ・ソトの肖像》は、画家のパブロ・ピカソによって制作された作品。制作年は1903年から1903年で、個人蔵に所蔵されている。

「アンヘル・フェルナンデス・デ・ソトの肖像」は青の時代の作品であり、1903年に制作された。ピカソの友人であり、若い駆け出し中の画家であるアンヘル・フェルナンデス・デ・ソトを描いている。
バーにてパイプから出る煙草の煙を覆い、アブサン(高アルコール度のリキュール)のグラスが置かれている。フェルナンデス・デ・ソトは飲酒と宴を好み、「amusing wastrel(愉快なろくでなし)」と言われた。ピカソとフェルナンデス・デ・ソトは1899年に出会い、スペイン・バルセロナにて二度もアトリエを共有したといわれる。ピカソは、フェルナンデス・デ・ソトをモデルに数作品を制作している。
なお、フェルナンデス・デ・ソトは、スペイン内乱(1936?39)にて戦死したといわれる。作品は、イギリスのミュージカル作曲家であるアンドルー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)氏が所有していた。
2010年6月23日、アンドルー・ロイド・ウェバー氏は、チャリティー・オークションに「アンヘル・フェルナンデス・デ・ソトの肖像」を出品すると発表した。オークションは6月23日にロンドンで開催され、推定落札価格は3000?4000万ポンドと予測された。落札者の個人情報は開示されていないが、落札価格は3470万ポンドであった。
富裕層知人が興味を持ち、購入可能なのか教えて欲しいと言っております。宜しければ御返事を御願い申し上げます。伊藤拝
2018年11月3日 1:27 pm, ID 13460