作品概要

セオドア・ルーズベルト》は、画家のジョン・シンガー・サージェントによって制作された作品。制作年は1903年から1903年で、ホワイトハウスに所蔵されている。

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本作は1903年、当時のアメリカ大統領であったセオドア・ルーズベルトをモデルに描かれた。この時期、ホワイトハウスの大規模なリノベーションが行われており、そのプロジェクトを監督していた建築家のチャールズ・マッキムがルーズベルトの肖像画を描くためにサージェントを招いた。

制作時の逸話

この肖像画を描くため、サージェントはホワイトハウスの中で光源の感じが良く、大統領も居心地が良いと思われる場所を色々と探していた。しかし、ルーズベルトは非常に落ち着きのないせっかちな性格で、サージェントが何をしたいのかよくわからなくなっているのでは、と感じていた。その態度にサージェントもしびれを切らし、肖像画にふさわしいポーズに必要なものがわからないのだ、と答えた。

するとルーズベルトは階段の一番上で手すりの支柱の上に手のひらをパンと乗せ、階段を上がってくるサージェントの方を振り返って見下ろし、「これはどうだ?!」と強い口調で声を上げた。

表現と後日談

決断力がありながらもせっかちな性格の要素をその姿にまとめ、サージェントはその男の人生を再現し、彼も彼の家族全員も一生大事にしてくれるような肖像画を描き上げた。大統領のエネルギーや葛藤、明晰さを上手く捉え、豊かな技術で表現している。

後にサージェントは、彼が短い時間しかモデルとして立ってくれなかったと愚痴をこぼしていたそうだが、ルーズベルトは仕上がりにとても満足していた。

2月19日付でルーズベルトは息子のカーミットに手紙を書き、このように記している。「今日の午後にサージェント氏と最後のモデルの時間を取った。私はこの画が非常に気に入っている。」

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョン・シンガー・サージェント
  • 作品名セオドア・ルーズベルト
  • 英語名Theodore Roosevelt
  • 分類絵画
  • 制作年1903年 - 1903年
  • 製作国アメリカ
  • 所蔵ホワイトハウス (アメリカ)
  • 種類油絵
  • 高さ147.6cm
  • 横幅101.6cm
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