作品概要

サウルの前でゴリアテの首を持つダビデ》は、画家のレンブラント・ファン・レインによって描かれた作品。制作年は1627年から1627年で、バーゼル市立美術館(スイス)に所蔵されている。

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この作品では、旧約聖書のサムエル記17章54節57節「そしてダビデは、あのペリシテ人の首を取って、エルサレムに持ち帰った。…ダビデが、あのペリシテ人を打って帰って来たとき、アブネルは彼をサウルの前に連れて行った。ダビデはペリシテ人の首を手にしていた。」の場面が描かれている。

レンブラントの描くダビデは、膝をつき、髪を逆立たせ目を見開いたゴリアテの巨大な首を抱く少年となっている。ダビデのすぐ後ろにはサウル王の司令官アブネルが立っており、巨人のものと思われる剣を持っている。これは17章51節の「ダビデは…このペリシテ人の…剣を奪って…首をはねた」という部分にヒントを得たものであろう。

また、ダビデのおぞましい土産物を覗き込もうと屈んでいる老人はおそらく、ダビデが神に背いたサウルに代わってイスラエルの王になることを予言した預言者サムエルと思われるが、実際のサムエル記にはサムエルがこの現場に居合わせた記述はない。

サムエルと反目する王サウルは豊満な体つきと豪奢な衣服を纏った姿で表され、サムエルがダビデの戦利品を覗き込むのを、あるいはダビデに頭を垂れようとするのを阻止しようとしている。

基本情報・編集情報

  • 画家レンブラント・ファン・レイン
  • 作品名サウルの前でゴリアテの首を持つダビデ
  • 制作年1627年-1627年
  • 製作国不明
  • 所蔵バーゼル市立美術館(スイス)
  • 種類油絵
  • 高さ27.5cm
  • 横幅39.5cm
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