作品概要

パオロとフランチェスカ》は、画家のジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルによって制作された作品。制作年は1819年から1819年で、アンジェ美術館に所蔵されている。

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トルバドール様式の初期例

パオロとフランチェスカは、フランスの新古典主義の画家ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルにより1814年に制作された油彩画である。1814年から1819年にかけて7つのバージョンが制作された。これはダンテの「神曲」の地獄篇にあるパオロとフランチェスカの物語を描いたものである。アングルの《ラファエロと枢機卿ビッビエーナの姪との婚約》とともに、トルバドール様式で描かれた作品の初期例となっている。

主題の物語

この悲恋の恋人たちの話を取り巻く出来事は、ダンテ自身が生きていた時代に起こった事件に由来している。フランチェスカはラヴェンナの貴族グイド・ダ・ポレンタの娘だった。1275年、彼女はリミニの領主ジャンチョット・マラテスタと結婚した。これは政略結婚であり、家族間の争いを終わらせることを意図していた。しかし、フランチェスカは、家族の利益を追求するために同様に強制的に結婚させされていた夫の弟パオロと情熱的な恋に落ちる。二人の関係を知ったジャンチョットにより、密会の最中に二人は殺されてしまう。

構図と描写

7つの知られているバージョンのうち、アンジェ美術館の作品は、同じくアングルによる《ユピテルとテティス》(1811年、グラネ美術館蔵)を呼び起こす大げさなパオロの姿勢に見られるように、最も完成されたものであるとみなされている。構図の正面性と部屋や衣服などの細部は、北方ルネサンスを参照しているものと思われる。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル
  • 作品名パオロとフランチェスカ
  • 英語名Paolo and Francesca
  • 分類絵画
  • 制作年1819年 - 1819年
  • 製作国不明
  • 所蔵アンジェ美術館 (フランス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ50cm
  • 横幅41cm
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