作品概要

ベントハイム城》は、画家のヤーコプ・ファン・ロイスダールによって制作された作品。制作年は1650年から1659年で、国立美術館(アムステルダム)に所蔵されている。

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《ベントハイム城》はヤーコプ・ファン・ロイスダールによって1650年代に制作された油彩画である。この作品はアムステルダムの国立美術館に所蔵されている。

作品

縦長の画面の左奥の、切り立った崖の上に、ベントハイムの城がある。この城はドイツ北西部のバード・ベントハイムに11世紀からある城で、ロイスダールに描かれた当時はベントハイム伯の所有であった。画面右奥に向かっては、谷とその合間を縫う道が見え、前景には岩の間を走る小川があり、小さな滝や上に架かる丸太によって様々な表情を見せる。小川の向こう側では羊飼いが羊たちを追っていくところである。

このテーマは人気があったようで、マウリッツハイス美術館やアイルランド国立美術館に同じテーマの微妙に図様が異なる作品がいくつか所蔵されている。

ロイスダールの旅

同時代の多くの芸術家がそうであったように、ロイスダールも画家の親方の下での修行のあと、遍歴の旅に出たようだ。しかし、他の画家たちの多くがイタリアを目指して南下したのに対し、ロイスダールは東に向かった。彼はオランダ国内やドイツの様々な町を巡り、修行を続けた。

ベントハイムはオランダとの国境に近いドイツの小さな町であり、ロイスダールがなぜこの小都市を訪れたかは定かではない。一説によれば、当時進行していたアムステルダム市庁舎建設のために、ベントハイムの名産であり、画中の城にも使用されているベントハイム砂岩の視察団一行に、ロイスダールも同行していたのかもしれない。

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基本情報・編集情報

  • 画家ヤーコプ・ファン・ロイスダール
  • 作品名ベントハイム城
  • 英語名Bentheim Castle
  • 分類絵画
  • 制作年1650年 - 1659年
  • 製作国オランダ
  • 所蔵国立美術館(アムステルダム) (オランダ)
  • 種類油彩画
  • 高さ68cm
  • 横幅54cm
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