作品概要

聖イルデフォンソ祭壇画》は、画家のピーデル・パウル・ルーベンスによって描かれた作品。制作年は1630年から1632年で、美術史美術館に所蔵されている。

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「聖イルデフォンソ祭壇画」はバロック期フランドルの画家であるペーテル・パウル・ルーベンスによる三連祭壇画。1630年から1632年にかけて製作され、現在はウィーンの美術史美術館が所蔵している。この美術館はハプスブルク家の所有していたコレクションが礎となっており、ルーベンスのコレクションも充実している。

三連祭壇画である「聖イルデフォンソ祭壇画」の中央パネルに描かれているのが絵の題になっている聖母と聖イルデフォンソの奇跡である。聖イルデフォンソは七世紀の学者で神学者である。建物に入った彼の前に聖母マリアのヴィジョンが現れ、「カスラ」と呼ばれる袖のないローブを授けた。

絵中央に描かれている赤い服を着た人物が聖母マリアで、彼女の前で跪いているのが聖イルデフォンソである。右側のパネルに描かれているのはスペイン王フェリペ2世の娘イサベル・クララ・エウヘニアとハンガリーのエルジェーベト。左側にはイサベル・クララ・エウヘニアの夫であるネーデルラント君主のアルブレヒト・フォン・エスターライヒが描かれている。アルベルト公はブリュッセルのイルデフォンソ兄弟同盟を創立し、ハプスブルク家への忠誠をおしすすめようとした。この祭壇画はアルベルト公の死後すぐに彼女の妻の発注をうけて製作された。

この絵の主題となっている奇跡は同じくディエゴ・ベラスケスやバルトロメ・エステバン・ムリーリョなどバロック期の画家によって絵画の題材とされた。

基本情報・編集情報

  • 画家ピーデル・パウル・ルーベンス
  • 作品名聖イルデフォンソ祭壇画
  • 制作年1630年-1632年
  • 製作国不明
  • 所蔵美術史美術館
  • 種類油彩
  • 高さ352cm
  • 横幅454cm
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