作品概要

風景の中の農家》は、画家のヤーコプ・ファン・ロイスダールによって制作された作品。制作年は1646年から1646年で、エルミタージュ美術館に所蔵されている。

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《風景の中の農家》はヤーコプ・ファン・ロイスダールによって1646年に制作された油彩画である。この作品はサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館に所蔵されている。

作品

画面の右側に、小さく土が盛り上がっていて、そこに何本かの木が茂っている。その茂みの向こう側に、ひっそりと農民の家が佇んでいる。そこへ続く道の脇には、農作業の合間なのか、農民が農具を横に投げ出して休んでいる。反対側に目を向けると、そこには池がある。奥の堤に1人、手前の堤には2人の人物がいる。前景部分は一部未完成である。

最初期の作品

この作品はロイスダールの現存する最も古い作品である。この風景画を描いたとき、彼はまだ10代であった。大きさは、駆け出しの画家の作品としては大きく、105×163センチである。画面に書き込まれた何人かの人物は、ヤーコプの父であり師であるイサクの筆であるかもしれない。

この作品が描かれた当時のオランダでは、画家の分業化が進み、風景画家は風景を、人物画家は人物を、というように、1つの作品であっても複数の画家が、いわば流れ作業的に制作するのが通例であった。駆け出しの画家ロイスダールは人物を描く画家を雇う余裕がなかったと推測されるため、父に描いてもらったと推測できるのである。

タイトルの変遷

この作品は注文主や当初飾られていた場所がわかっていない。そのため、正確なタイトルも伝わっていない。2001年のロイスダール全作品目録においては《砂丘の風景》と呼ばれるなど、様々なタイトルで呼ばれてきた。今日、エルミタージュ美術館の目録に記される《風景の中の農家》も、画家がつけたタイトルではないことに注意されたい。なお、ほとんど同じ図柄で小さなサイズのバージョンが、旧オランダ領であるスリナム共和国のパラマリボにある。

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基本情報・編集情報

  • 画家ヤーコプ・ファン・ロイスダール
  • 作品名風景の中の農家
  • 英語名Peasant Cottage in a Landscape
  • 分類絵画
  • 制作年1646年 - 1646年
  • 製作国オランダ
  • 所蔵エルミタージュ美術館 (ロシア)
  • 種類油彩画
  • 高さ105cm
  • 横幅163cm
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