作品概要

ドーソンヴィル伯爵夫人の肖像》は、画家のジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルによって制作された作品。制作年は1843?年から1845年で、フリック・コレクションに所蔵されている。

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《ドーソンヴィル伯爵夫人の肖像》は、フランスの新古典主義の画家ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルにより1845年に制作された油彩画である。フリック・コレクションに所蔵されている。

モデルについて

この作品は、フランス最大の肖像画家となっていたアングルが60歳代のときに描かれたものである。3人の子の母親であった20代の若きドーソンヴィル伯爵夫人が描かれている。

偉大な作家であるアンヌ・ルイーズ・ジェルメーヌ・ド・スタールの孫娘ルイーズ・ド・ブロリ(1818-1882)は、18歳で名門貴族ドーソンヴィル子爵と結婚した。彼女の率直な回顧録の中で、ルイーズはこの時、「わたしは人を喜ばせ、魅了し、誘惑する運命だった」と書いている。当時、高い社会的地位にあったにしては、ルイーズは拘束を受けず、自由な女性であった。彼女はバイロンとアイルランドの革命家ロバート・エメットの伝記を含む、数多くの本を出版した。

賞賛の嵐

アングルはこの作品に3年間を費やした。画家は1845年に完成したこの作品が、「賞賛の嵐を引き起こした」と述べている。家族の親しい友人の一人はアングルに、「このように描くほどに、彼女に恋していたに違いない」と言った。実際に、この作品には挑発的で親密な何かがある。まるでアングルが、寝室の隅で布張りの暖炉に平然ともたれかかっているモデルを偶然見つけたかのような雰囲気がある。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル
  • 作品名ドーソンヴィル伯爵夫人の肖像
  • 英語名Comtesse d'Haussonville
  • 分類絵画
  • 制作年1843?年 - 1845年
  • 製作国フランス
  • 所蔵フリック・コレクション (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ131.8cm
  • 横幅92cm
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