作品概要

村人の踊り》は、画家のピーデル・パウル・ルーベンスによって描かれた作品。制作年は1630年から1635年で、プラド美術館に所蔵されている。

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「村人の踊り」は1630年から35年にかけて製作されたピーテル・パウル・ルーベンスによる油絵。大きさは73cm×106cmで、この絵は現在はマドリッドのプラド美術館に収蔵されている。「イタリアの村人の踊り」や「神話の登場人物らと村人の踊り」あるいは「農民の踊り」と呼ばれることもある。

この絵は二度目の結婚後のルーベンス晩年の作品のひとつで、製作後はそのままルーベンス自身が所持していた。彼の死後になってスペインのフェリペ4世が買い取った。フェリペ4世は絵画に造詣が深く、そのコレクションも充実している。フェリペ4世の収集した美術品たちが後のプラド美術館のコレクションの母体となっている。

この絵に描かれているのは農村の村人たちだとされているが、神話の中の神々だとする説もある。例えば、絵中央やや左の二人の女性に挟まれた人物は、ツタの冠、足首の鈴などからバッカス神だとも考えられている。田園の風景は同時代で共作もしたことのある画家ペーター・ブリューゲル(父)の同名の作品「村人の踊り」からの影響も指摘されているが、ルーベンスによる「村人の踊り」もルーベンス独自のそれ自体で独立した絵画として高く評価されている。

樹上で笛を吹く人物から連想される音楽、明るい色使いが田園生活の美しさ、喜びと幸せを描き出している。中心に向かって円を描くような人物たちの躍動感が特徴のひとつといえ、このような構図は同じくルーベンスの「アマゾンの戦い」にもみてとれる。

基本情報・編集情報

  • 画家ピーデル・パウル・ルーベンス
  • 作品名村人の踊り
  • 制作年1630年-1635年
  • 製作国不明
  • 所蔵プラド美術館
  • 種類油彩
  • 高さ73cm
  • 横幅106cm
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