作品概要

アマゾンの戦い》は、画家のピーデル・パウル・ルーベンスによって描かれた作品。制作年は1617年から1618年で、アルテ・ピナコテーク美術館に所蔵されている。

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アントワープにて1617年から1618年ごろにかけて制作されたといわれているが、1615年とする説もある。当初ルーベンスの友人かつ美術収集家のファン・デル・ヘースト、のちにフランスの宰相リシュリューなどが所持していた。現在はミュンヘンのアルテ・ピナコテーク美術館所蔵。アルテ・ピナコテークはルーベンス絵画を多く所有しており、ルーベンスのみを扱った部屋も存在する。

ルーベンスはたくさんの絵画を製作しており、宗教画や肖像画などさまざまな題材の絵を描いたが、『アマゾンの戦い』は神話画。ヘロドトスにも言及されるギリシア神話の一場面、小アジアの女性狩猟部族であるアマゾンの軍とテセウス率いるギリシア軍の戦いを描いている。画中央やや上、橋の上で戦っているのがテセウス。橋の下には戦いに敗れたアマゾンの戦士が横たわっている。人物と馬、橋が作る円状の構図に並び、橋から落ちる人物や戦いに向かう馬といった、躍動感ある生き生きとした表現が特徴のひとつ。

ルーベンスが『アマゾンの戦い』を描いた絵はこの他に二つのバージョンがある。最初のバージョンはポツダムのサンスーシ宮殿にあり、ヤン・ブリューゲル(父)との共作のひとつだといわれ、2006年にロサンゼルスのJ・ポール・ゲティ美術館にて行われた展覧会「ルーベンスとブリューゲル:A Working Friendship」でも展示された。

基本情報・編集情報

  • 画家ピーデル・パウル・ルーベンス
  • 作品名アマゾンの戦い
  • 制作年1617年-1618年
  • 製作国不明
  • 所蔵アルテ・ピナコテーク美術館
  • 種類油彩
  • 高さ120.3cm
  • 横幅165.3cm
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