作品概要

ド・ブロリ公爵夫人の肖像》は、画家のジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルによって制作された作品。制作年は1851年から1853年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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《ド・ブロリ公爵夫人の肖像》は、フランスの画家ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルにより1853年に制作された油彩画である。メトロポリタン美術館に所蔵されている。

巧みな描写力を持つ画家

新古典主義のフランス人画家ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルは、伝統的な技法と実験的な感覚を巧みに融合させた画家である。巧み描写と幻想的な質感を備えた流れるような曲線で知られるアングルは、「線や色が絵画の最も重要な要素なのであろうか」という古典の復興議論の中心にいた。

モデルについて

アングルがこの肖像画を描いたとき、著名な市民やオルレアンの貴族の肖像画家としてすでに名声が確立されていた。ド・ブロリ公爵夫人は、画家の最後の依頼のためにモデルを務めた人物である。アングルは、レースのついた豊かな青いサテンのドレス、金の刺繍の入ったショール、シルクのダマスク織りの椅子、パール、エナメル、金などの宝石といった彼女の豊かな要素をなめらかな筆遣いを通して輝かしく描き出す一方で、夫人の控えめな態度をとらえている。

完成直後に病に倒れた夫人

肖像画は、夫人の夫であるアルベール・ド・ブロリによって、彼らの結婚の数年後に依頼されたものである。夫人は、この肖像画の完成直後に結核に襲われ、5人の息子と夫を残して亡くなった。アルベールの生涯を通して、この作品は家族の邸宅の壁に布で覆われた状態で残されていた。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル
  • 作品名ド・ブロリ公爵夫人の肖像
  • 英語名Joséphine-Éléonore-Marie-Pauline de Galard de Brassac de Béarn (1825–1860), Princesse de Broglie
  • 分類絵画
  • 制作年1851年 - 1853年
  • 製作国フランス
  • 所蔵メトロポリタン美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ121.3cm
  • 横幅90.8cm
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