作品概要

田舎の踊り》は、画家のピエール=オーギュスト・ルノワールによって描かれた作品。制作年は1883年から1883年で、オルセー美術館に所蔵されている。

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『田舎の踊り』は1883年にルノワールが作成した絵画で、現在はパリのオルセー美術館に所蔵されている。

当絵画は、1882年に舞踏会をテーマにした絵を求めたポール・デュラン・ルーの要望から生まれた。1883年4月の展示の後1886年にデュラン・ルーが予定通りこの絵画を購入。1919年にルノワールが死ぬまで所有者を変えることはなかった。同時期にルノワールによって描かれた姉妹的作品に、『町の踊り』がある。また、『ブージヴァルのダンス』もデュラン・ルーの要請から同時期に描かれており、これらデュラン・ルー三作品が「踊り」をテーマにしたルノワールの作品を生んだともいえる。

ルノワールは1881年にイタリアへ旅行し、そこでラファエルの作品から影響を受け、印象派からの離別を図ったという。この絵画には、その影響が色濃くうかがえる。

この絵画に描かれるのは、栗の木の下で踊る一組の男女である。男性は元海軍将校で絵画好きなルノワールの友人ポール・オーギュスト・ローテ、女性はアリーヌ・シャリゴがモデルであり、シャリゴは後年ルノワールの妻となる。双方とも全身像で、絵の全体を使って大きく描かれている。しかし、背景右手のテーブル、地面に落ちた帽子も、その存在感で絵画のアクセントを高めている。女性は右手に扇子を携え、絵のこちら側に向けて笑顔を見せている。情景は明るい光に包まれ、陽気な雰囲気に満ちている。また、絵の女性が着るドレスの配色も、黄色いグローブ、赤い帽子など、温かい色味を使っている。

基本情報・編集情報

  • 画家ピエール=オーギュスト・ルノワール
  • 作品名田舎の踊り
  • 制作年1883年-1883年
  • 製作国不明
  • 所蔵オルセー美術館
  • 種類油彩
  • 高さ180cm
  • 横幅90cm
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