作品概要

アンジェリカを救うルッジェーロ》は、画家のジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルによって制作された作品。制作年は1817年から1819年で、ルーヴル美術館に所蔵されている。

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《アンジェリカを救うルッジェーロ》は、イタリアの詩人ルドヴィーコ・アリオストによる叙事詩「狂えるオルランド」に基づいて描かれた作品である。アングルは本作を描いた後、いくつかの異なるバージョンを制作した。

主題の物語

本作で描かれている場面は、16世紀の叙事詩である「狂えるオルランド」内の物語が元となっている。ヒッポグリフ(鷲と馬を合わせた伝説上の生き物)に乗っている騎士がルッジェーロである。ブルターニュの海岸近くを通る際、ルッジェーロは「涙の岩」に鎖でつながれている美しい女性アンジェリカを発見する。アンジェリカは未開人によって拉致されたうえで裸にされ、いけにえとして海の怪物に捧げられるところであった。ルッジェーロが彼女を助けようとすると、水中から大きな怪物が現われる。ルッジェーロは槍を怪物の目の間に突き、アンジェリカを救う。

評価と関連作品

アングルは1817年に本作の依頼を受け、1819年に完成させた。1819年のパリのサロンで《グランド・オダリスク》とともに本作が展示されると、アンジェリカの描写について批判された。

アングルは同主題でいくつかのバージョンを描いており、1839年以前に描かれた縦型の縮小されたバージョンのものは、最終的に1894年にエドガー・ドガによって購入された。現在はロンドン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されている。また、1825年から1830年の間に、似た主題である《ペルセウスとアンドロメダ》(デトロイト美術館)を描いている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル
  • 作品名アンジェリカを救うルッジェーロ
  • 英語名Roger Freeing Angelica
  • 分類絵画
  • 制作年1817年 - 1819年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ルーヴル美術館 (フランス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ147cm
  • 横幅199cm
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