作品概要

イーゼルで絵を描くフレデリック・バジール》は、画家のピエール=オーギュスト・ルノワールによって描かれた作品。制作年は1867年から1867年で、ファーブル美術館に所蔵されている。

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『イーゼルで絵を描くフレデリック・バジール』は、1867年にルノワールが友人画家フレデリック・バジールを描いた肖像画で、現在はモンペリエのファーブル美術館に所蔵されている。完成以降1876年まではエドゥアール・マネの手元に置かれ、同年にパリはル・プルティエ通り11番で開催された第二回印象派展で、同人画家の結束の象徴を示す絵として日の目を見た。バジールの父はこの展覧会に訪れ、モネの絵と引き換えにこの肖像画を譲ってほしいとマネに懇願したという。

1866年の『ふたりの人物と風景』がパリサロンで落選し、生活に困窮したルノワールは友人アルフレッド・シスレーが結婚するまで、マイヨ門そばの彼の室に身を寄せた。その後、親からの仕送りで安定した生活を贈るフレデリック・バージルがルノワールの身請け人となり、ヴィスコンティ通20番に共用の工房を構える。

「友人を守ってあげました。グレイル先生の弟子で、今はアトリエ持たずです。名はルノワールと言いますが、かなりの働き者で、モデルを共有して支払い分を上げることはできるのです。」と、バージルは父宛の手紙で当時の状況を語っている。

ルノワールが描くのは、『エロン(鷺)の死』を作成しているバージルの姿である。絵の前方では灰色の服を着た若きバージルが座り、麻サンダルを履いた足を組みつつ、イーゼルに向かって筆を走らせている。背景にある絵画にはモネが描いた雪景色の風景画も見受けられる。

基本情報・編集情報

  • 画家ピエール=オーギュスト・ルノワール
  • 作品名イーゼルで絵を描くフレデリック・バジール
  • 制作年1867年-1867年
  • 製作国不明
  • 所蔵ファーブル美術館
  • 種類油彩
  • 高さ105cm
  • 横幅73.5cm
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