作品概要

絵画111 楕円のコンポジション》は、画家のピエト・モンドリアンによって制作された作品。制作年は1914年で、アムステルダム市立美術館に所蔵されている。

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《絵画111 楕円のコンポジション》はパリ時代に完成させた黒い甘めのモチーフと日常生活を融合させるというモンドリアンらしさが顕著に表れている作品である。

作品背景

1912年「木々のある風景」でモンドリアンは黒い網目模様の構造を完成させる。これは彼の代表的なモチーフとなり、その後次々に同じモチーフの作品を制作している。彼が描く世界は黒い網目の構造により作品を重ねるうちにどんどん抽象化していく。黒い網目のモチーフを繰り返し描くということとピカソやブラックをはじめとするキュビズムの前衛画家の影響を彼は作品を重ねるたび融合させている。

作品概要

1913年モンドリアンは、キュビスム的な網目の画面の中に日常生活を取り入れることに注力しだす。その中でも彼が気に入ったのは市街地の建物だった。1914年には本作の政策を連想させるようなスケッチをしている。それを見れば、画面が線の断片に覆われて行き、そこにもう少し大きな面がいくつか浮かび上がる過程がよくわかる。そして同年、本作を完成させる。スケッチに彼は色彩を与えたのである。本作に使用される、レンガ色、灰色、空色、これらはみな町の色である。かれはこのような実際の色彩を取り入れることでキュビズム的な抽象の中に窓枠やアーチ型のドアらしきものも鑑賞者に感じさせている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ピエト・モンドリアン
  • 作品名絵画111 楕円のコンポジション
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年不明 - 1914年
  • 製作国不明
  • 所蔵アムステルダム市立美術館 (オランダ)
  • 種類油彩
  • 高さ140cm
  • 横幅101cm
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