作品概要

色彩のコンポジションA》は、画家のピエト・モンドリアンによって制作された作品。制作年は1917年で、オランダに所蔵されている。

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《色彩のコンポジションA》はパリから帰郷したモンドリアンがデ・ステイルの活動をしている時期に描いた作品で彼の幻想世界の創作への一歩とも言える作品である。

作品背景

パリからオランダへ帰郷したモンドリアンはファン·ドゥースブルフとともに論述で芸術を表現することを始めその後、雑誌『デ・ステイル』(De Stijl)を刊行するなど絵画という作品制作からはやや離れていた。というのもパリ時代、黒の網目という彼の中では一種のゴールとも受け取れるモチーフを完成させ創作意欲が薄れていたことが要因でもある。しかしモンドリアンは1916年に新たに、フォルムの生成の過程そのものを抽象画のテーマに取り入れようと試みた。それはもはや1912年の木を描いた作品のように、自然のプロセスの結果として彼の前に現れてくれるものではなかった。抽象の意味とフォルムとの探求は、空想の中だけのものとなった。この頃モンドリアンの絵画の基本となった理念とは、「ドームブルフの教会の塔」の大聖堂の理念のように、決して完成することのない作品というものであった。

作品概要

モンドリアンは彼の幻想を作り上げるためには、作品の中に空想が働く余地を残すことが大切であると考えていた。そのため、本作に見られるように、白地に色とりどりの四角形と黒い線がいくつか飛び交っているだけの作品を制作するようになる。

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基本情報・編集情報

  • 画家ピエト・モンドリアン
  • 作品名色彩のコンポジションA
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年不明 - 1917年
  • 製作国不明
  • 所蔵オランダ (クレラー・ミュラー美術館)
  • 種類油彩
  • 高さ45.3cm
  • 横幅50.3cm
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