作品概要

生きる喜び》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1930年から1930年で、国立近代美術館に所蔵されている。

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ドローネーの見解

フランスの芸術家ロベール・ドローネ-は、19世紀に色彩の感覚と心理学に関する理論に触発されて自身の芸術運動を作り出しその後、多くの同時性、同時的様子を表した作品を生み出すことになる。

ドローネーの見解では、色は構図の異次元空間に動きを与える意味を持っているとしていた。そんな彼の主張を強く尊重し生み出された彼の芸術スタイルは、オルフィスと呼ばれた。これは、ギリシャ神話のオルフェウスが起源とされている。

抽象絵画に魅せられた作家

本作品《生きる喜び》が制作された1930年になると、ドローネーの作品は完全に抽象的になっていった。ドローネーの作品が、完全なる抽象化に至るまで新印象派、キュビズム、未来主義と多くの芸術スタイルからの影響を受けていた。

こうした背景を受け、本作品はドローネーにより色彩をテーマとして制作されたのである。画中でドローネーは、色彩を重視し大胆に生き生きとした様子を抽象的に表現したのだ。こうした円盤をモチーフにした作品は、ドローネーのキャリアの中で広範囲にわたり描かれていくことになるのである。

円内にある青色、緑色、黒色、オレンジ、黄色、赤色はキャンバス内で非常に見事なコントラストを生み出している。また、このコントラストは実にバランスの良いコンポジションを作り出しているといえるだろう。私たち鑑賞者は、ドローネーが生んだ素晴らしい色彩表現によってリズムを感じ画中に宇宙を見ているのである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名生きる喜び
  • 英語名The Joy of Life
  • 分類絵画
  • 制作年1930年 - 1930年
  • 製作国
  • 所蔵国立近代美術館 (フランス)
  • 種類油彩
  • 高さ200cm
  • 横幅228cm
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