作品概要

三美神》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1912年から1912年で、プライベートコレクションに所蔵されている。

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キュビズムからの脱退

1912年制作の《三美神》は、ロベール・ドローネーがキュビズムから脱退した年に発表された作品である。また本作品が制作された前年、1911年までドローネーが歩んだキュビズム時代を代表する作品として有名なのが、エッフェル塔をテーマとした作品シリーズである。そのシリーズは実に、46点にも及ぶ。

キュビズムスタイルの画家として多くの作品を残したドローネーは、キュビズムスタイルから抜けたことで孤立した立場に立たされてしまう。しかしそれは、キュビズムスタイルを脱退した他の芸術家も皆同じであった。

キュビズム脱退後、ドローネーはダイナミックで鮮やかな色彩を基調としたオルフィズムを創立し芸術スタイルを変えていく。創立したオルフィズムの特徴は、鮮やかな色彩と光に魅せられたドローネーが光学的要素を取り入れたことである。またドローネーの色彩は、彼の友人たちにも高評価でありその評価がドローネーを後押しするかたちとなったのである。

光と色彩の研究を進めるドローネー

本絵画制作において、色こそが強い表現力を持っていると信じていたドローネーは鮮やかな色調で作品制作を進めていた。加えてドローネーが執着したのが、光学的要素を画面に表現することであった。

加えてドローネーが光学的特性を表すのに重要視していたのが、非具象的で非自然的であることだった。本作品のテーマである三美神も非形態的に表現されていることから彼の光学的要素が組み込まれていることがよくお分かりいただけるであろう。その後もドローネーは、色彩理論と光学的特性に基づく絵画を制作していったのである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名三美神
  • 英語名The Three Graces
  • 分類絵画
  • 制作年1912年 - 1912年
  • 製作国?
  • 所蔵プライベートコレクション (?)
  • 種類油彩
  • 高さ207cm
  • 横幅173cm
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