作品概要

窓、エッフェル塔》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1910年から1910年で、カールスルーエ州立美術館に所蔵されている。

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数多く残るシリーズ作品

ロベール・ドローネーは、窓、円盤、円形をテーマとした作品シリーズを数多く手がけた芸術作家である。そして本作品《窓、エッフェル塔》も、エッフェル塔をテーマとしたシリーズ作品のうちの一作である。

オルフィスの創立者

ドローネーは、本作品制作の翌年からオルフィスム運動を妻のソニアとともに打ち立てる。オルフィスム運動とは、1911年末から1914年初めにかけて現れた純粋絵画を制作する運動の事である。また純粋絵画というのは、画中に強い色味と幾何学的模様を使用することが特徴とされている絵画のことである。

このオルフィスムの特徴から、本作品を振り返ってみると本作品とオルフィスの作品スタイルとでは、色調や構造が大きく異なることが良く分かる。本作品はテーマとされているエッフェル塔にはじまり、画中に描かれた被写体は実に写実的であり繊細さを帯びている。色彩を見てみても、キャンバス全体に淡い色を使用しているためかエッフェル塔の赤色が極めて際立って見えるほどである。

ドローネーがオルフィスムの共同創立者となった後、彼の作品には原色系のダイナミックな色彩が現れ、画面からはフォービズムスタイルのような迫力さえ伝わってくる。このように、ダイナミックな激しい抽象絵画作品を制作していくことになるドローネーであるが、彼の来歴を踏まえ改めてエッフェル塔シリーズ作品を鑑賞すると実に興味深いものがある。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名窓、エッフェル塔
  • 英語名Window, Eiffel Tower
  • 分類絵画
  • 制作年1910年 - 1910年
  • 製作国
  • 所蔵カールスルーエ州立美術館 (ドイツ)
  • 種類油彩
  • 高さ116cm
  • 横幅97cm
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