作品概要

テルモピュライのレオニダス》は、画家のジャック=ルイ・ダヴィットによって制作された作品。制作年は1798年から1814年で、ルーヴル美術館に所蔵されている。

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大規模な歴史画

ダヴィッドは、1798年に《サビニの女たち》の対画として《テルモピュライのレオニダス》の制作を開始した。しかし、本作が完成したのは1814年のことであった。

主題は、紀元前480年のテルモピュライで、クセルクセス1世率いるペルシア軍に対して「決して撤退しない」という主義を貫いたスパルタ王、レオニダスである。レオニダスと300人の精鋭志願兵は殺されたが、彼らの英雄的な防衛は、ギリシャ艦隊を安全に退去させることに寄与した。

時間をかけられた作品

ダヴィッドは、本作を完成させるまでに絶えず変更を加えた。最終的な絵画では、歩哨のトランペッターたちが武装の合図を鳴り響かせ、右側にいる2人の兵士がオークの木の枝にかけられた武器を集めるために急いでいる。レオニダスは、自身と兵士の運命を熟考しながら、鑑賞者のほうを向いて岩の上に座っている。スパルタ人の熱烈な愛国心を強調するために、ダヴィッドは「誓い」のモチーフを取り入れた。レオニダスの後ろで3人の若い兵士が、ヘラクレスとアフロディーテに捧げられた2つの祭壇の上で花輪を持ち上げている。

命を懸ける覚悟

レオニダスの両側には、2人の非常に若い兵士がいる。そのうちの1人はサンダルの紐を結び、もう1人は老いた父親に最後の別れを告げている。レオニダスは伝言を運ばせるという口実の下、2人の少年を戦闘から遠ざけようとしたが、彼らはそれを拒否した。ここに描かれているらすべての人々はスパルタの栄光のために命を懸ける覚悟ができており、背景では、もはやこの世界では必要としない財産を乗せた荷馬車が出発したところである。左上の兵士は、剣の柄でメッセージを刻むために岩を登っている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャック=ルイ・ダヴィット
  • 作品名テルモピュライのレオニダス
  • 英語名Leonidas at Thermopylae
  • 分類絵画
  • 制作年1798年 - 1814年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ルーヴル美術館 (フランス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ395cm
  • 横幅531cm
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