作品概要

花と花瓶の静物画》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1907年から1907年で、個人所蔵に所蔵されている。

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自身のスタイル

1907年制作の《花と花瓶の静物画》は、モザイク手法を用いて制作されたロベール・ドローネーの作品である。当時ドローネーはフォービズムスタイルに影響を受けながらも、ポール・ゴーギャンのポン=タ・ヴァン派の色彩とスーラらの新印象派のスタイルに魅せられていた。

そして、ドローネーはポン=タ・ヴァン派と新印象派の2つのスタイルを融合してモザイク手法を生み出していったのである。ドローネーのモザイク手法には、鮮やかな色彩が用いられている。本作品での色使いは実に繊細であり、新印象派の点描画を彷彿させる。

本作品の構図や描き方は、写実的で鮮やかに表現された色彩には目を見張るものがある。暖色と寒色が画中で混ざり合うことはないが花瓶、花、テーブル全てにおいて赤色、緑色、黄色、紫色らでまとめられており、統一感のある絵画といえるだろう。

本作品以前のモザイク手法を用いて制作された作品では、本作品に比べモザイクが荒く暖色と寒色の色彩のまとまりが感じられないのに対し、本作品はモザイクの目が細かいため繊細さを感じさせる要素がある。

キュビズムスタイルへと歩みだすドローネー

自身のモザイク手法を生み出したドローネーであったが、その後1909年に入るとキュビズムに傾倒しドローネーは静物画を描くのではなく、自身のこだわりのあるモチーフを用いてキュビズムスタイルを押し進めた制作スタイルへと歩み出すのである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名花と花瓶の静物画
  • 英語名Nature morte au vase de fleurs
  • 分類絵画
  • 制作年1907年 - 1907年
  • 製作国
  • 所蔵個人所蔵 (?)
  • 種類油彩
  • 高さ46.4cm
  • 横幅55cm
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