作品概要

円形な景観》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1906年から1906年で、国立近代美術館ミュゼ・ナショナル・ダートモダンに所蔵されている。

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ステージダンサーからの転身

1906年制作の《円形な景観》は、モザイク手法を用いて描かれたロベール・ドローネーの作品である。1902年、当時17歳のドローネーはアトリエでステージダンサーの見習いを行っていた。そしてその後、ダンサーの見習いを経て画家へと転身するのである。

まず画家に転身したドローネーは、フォービズムの色彩の影響を受けることとなるのであった。フォービズムの色彩は、主に原色を使用しているため鑑賞者に強烈な印象を与えることが特徴である。またフォービズムスタイルが強烈なのは色彩ばかりでなく、そのタッチも実に荒々しく強烈な印象を与えるといえるだろう。

この強烈な色彩と激しいタッチが特徴的であるフォービズムは、あたかも野獣の檻の中であるようだと批評家ルイ・ボークセルによって評価されていた。これらのことからフォービズムのスタイルは感覚を重視し、色彩はデッサンや構図に基づくように制作されていたキュビズムとは大きく異なるスタイルであることがお分かりいただけるのではないだろうか。

2つのスタイルの融合作品

本作品は、そんな荒々しさと自由さを兼ね備えたスタイルの影響を受けたのちドローネーがポン=タ・ヴァン派の色彩と、新印象派の技法を混合して制作した作品である。新印象派の作品の多くに見られる点描画とポン=タ・ヴァン派の大胆な純色のスタイルによる見事な融合が、本作品の画中より感じ取ることができるのではないだろうか。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名円形な景観
  • 英語名Paysage au Disque
  • 分類絵画
  • 制作年1906年 - 1906年
  • 製作国
  • 所蔵国立近代美術館ミュゼ・ナショナル・ダートモダン (フランス)
  • 種類54
  • 高さ54cm
  • 横幅46cm
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