作品概要

パリスとヘレネー》は、画家のジャック=ルイ・ダヴィットによって制作された作品。制作年は1788年から1788年で、ルーヴル美術館に所蔵されている。

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《パリスとヘレネー》は、フランスの画家ジャック=ルイ・ダヴィッドにより1788年に制作された作品である。ルーヴル美術館に所蔵されている。

愛というテーマ

この作品は、ルイ16世の弟であり享楽的な性格で知られるアルトワ伯爵(後のシャルル10世)の寝室を装飾する作品として制作され、1789年のサロンで展示された。1786年に制作が開始されたが、病気のため、完成したのは1788年であった。

パリスとヘレネーはダヴィッドにとって新しいテーマの作品であった。ダヴィッドは愛という主題の性質を表現するために、 以前の絵画の妥協を許さない厳しい様式を修正した。二人の人物は滑らかで彫刻的であり、淡い光の中に浸されている。

主題の物語および描写

トロイアの王子パリスは、有名な「パリスの審判」によりヴィーナスを選び、その結果スパルタ王妃のヘレネーを妻とした。これがトロイア戦争に引き金となる。

本作は、戦争に対する愛の勝利を描いている。ベッドの装飾に施されたレダと白鳥の彫刻、柱のアモールとプシュケの彫像、パリスの持つリラの装飾であるパリスの審判など、ヴィーナスや愛の主題に関連した描写が多く見られる。中心の人物たちは、ダヴィッドがイタリア滞在中に作った花瓶の石膏模型に基づいている。またダヴィッドは、ルーヴル美術館にある4つのカリアティード(ジャン・グージョン作)を不正確ではあるが模写し、背景に描いている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャック=ルイ・ダヴィット
  • 作品名パリスとヘレネー
  • 英語名Paris and Helen
  • 分類絵画
  • 制作年1788年 - 1788年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ルーヴル美術館 (フランス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ146cm
  • 横幅181cm
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