作品概要

円環フォルム:太陽、月》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1913年から1913年で、アムステルダム市立美術館に所蔵されている。

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動と静の融合

本作品《円環フォルム:太陽、月》もまた、円環フォルムの作品シリーズの一作である。カラフルな色使いが目を引くこの作品は、作品のテーマに太陽と月が登場している。そして、この二つの被写体を使用しドローネーは動的な表現と静的な表現を画面に融合させたのである。

画中で太陽は動を表し、月は静を表している。太陽と月、動と静、二つの物を比較し表現することでその対照の様を見事に描き表しているといえるだろう。1912年から1913年にかけて制作されていた、二つの作品《円環フォルム:太陽No.1》と《円環フォルム:太陽No.2》ではともに大きな円形が特に印象的であった。

しかし本作品では、その大きな円形は姿を消し画面中央を境に画面右側に太陽が配置され、画面左側には月が置かれている。画面右の太陽は、動的に表現されていることもあり実にカラフルである。暖色系の色調が、動的表現に一役買っているのであろう。まるで太陽の回転までもが、感じ取れるようである。
それとは対象に、画面左の月は全体が寒色系でまとめられている。淡い黄色と淡い水色で表現された月からは静けさを感じとることができる。

幾何学的に表現された光と宇宙

本作品制作年ごろ、光にこだわりをもっていたドローネーであるが彼のこだわりというのは光だけにとどまらず宇宙にも及んでいた。この彼のこだわりは、生動な太陽と静寂した月をテーマとしたところからもうかがい知ることができるのではないだろうか。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名円環フォルム:太陽、月
  • 英語名Circular Forms, Sun, Moon
  • 分類絵画
  • 制作年1913年 - 1913年
  • 製作国
  • 所蔵アムステルダム市立美術館 (オランダ)
  • 種類油彩
  • 高さ66cm
  • 横幅101cm
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