作品概要

円環フォルム、太陽》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1912年から1913年で、フォルクヴァンク美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

光をテーマとした抽象絵画

ロベール・ドローネーは、《円環フォルム》のシリーズで光の抽象的現象をテーマとして取り上げている。そしてこの副題としてある太陽は、自然光の起源を指すのではなくシリーズ内ではさまざまな構成の一部を担う被写体として存在している。またここでは、被写体として太陽だけでなく同時に月も描かれている。

月を描く際ドローネ―は淡い青色を用いて楕円形を描き、それに対し太陽は明るい黄色を用いて表現している。また、層状の円とその周りがプリズム色でダイナミックに形成されている。本作品でドローネ―は、視覚の普遍的な法則を定義するために色の同時的コントラストを大系化することにしたのであった。

インパルスを与えた偉大な人物たち

ドローネーと同時代の人々は、彼の芸術作品に対する決定的なインパルスを彼に与えたとされている。その同年代の主な人物とされているのが、フランスの画家フェルナン・レジェ、20世紀初頭に活動したドイツの画家アウグスト・マッケ、20世紀初期のドイツの画家フランツ・マルクなどである。

その中でも、フランスの画家フェルナン・レジェの作風とは通じるものがある。それは彼がキュビスムの作風から離れた後、太い輪郭線と単純なフォルムを用いていた制作方法や明快な色彩を特色とする彼のスタイルである。これらからは、ドローネーの作品との深いつながりを感じることができる。もちろん、ドイツの画家アウグスト・マッケの単純化された形態と幻想的な色彩をもつ彼の作品もドローネ―絵画に与えた影響は計り知れない。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名円環フォルム、太陽
  • 英語名Formes Circulair, soleil (Citcular Forms,Sun)
  • 分類絵画
  • 制作年1912年 - 1913年
  • 製作国
  • 所蔵フォルクヴァンク美術館 (ドイツ)
  • 種類油彩
  • 高さ61cm
  • 横幅75cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • 円環フォルム、太陽の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。