作品概要

円環フォルム:三日月形No.1》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1913年から1913年で、レンバッハハウス美術館に所蔵されている。

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自由な制作スタイル

ロベール・ドローネーは多くの連作を発表しているが、その中に円環をテーマとした一連の作品シリーズがある。そして本作品《円環フォルム:三日月形No.1》も円環を用いた作品である。円環の作品の中で、ドローネ―は色を現実との関連からかけ離れたように表現した。

つまり、抽象絵画のこのシリーズ作品では色も抽象的に表現したのである。この時、ドローネ―は色彩に動きと深さをもたらす効果が表れるように画中に取り入れていたとされている。20世紀には多くの抽象主義の芸術家がいたが、その中でもドローネーは他の芸術家とは異なる表現を用いていた。

連作の円環フォルム作品は、幾何学性を脱した作品と言われている。その作品は実に、即興的であり自由な構造を基に制作されているものばかりだ。また、この自由さを基本としているところが一連の作品の特徴ともいえるだろう。

妻の存在

ロベール・ドローネーが円環フォルムの連作を発表していたころ、ドローネーの妻で画家のソニアも円環フォルムと繋がりの深い作品を発表している。それが、1912年の《同時的対照》である。繋がりの深いこの作品は、ドローネーの連作の先駆けだったのかもしれないという説もあるほどだ。

夫婦そろって芸術家であった彼らが、双方の芸術作品に作用しあっていたことは彼らの作品を見ればお分かりいただけるであろう。同じ主題で制作にあたっていたという点が、お互いの存在が常に大きかったという紛れもない事実である。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名円環フォルム:三日月形No.1
  • 制作年1913年-1913年
  • 製作国?
  • 所蔵レンバッハハウス美術館 (ドイツ)
  • 種類油彩
  • 高さ54cm
  • 横幅65cm
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