作品概要

森の端で絵を描くクロード・モネ》は、画家のジョン・シンガー・サージェントによって制作された作品。制作年は1885?年から1885?年で、テート・ギャラリーに所蔵されている。

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作者とモネの関係

サージェントがモネと最初に出会ったのは1876年のことだったが、親しい友人関係となったのはその10年後だった。そのきっかけはおそらく、1885年にパリ近郊にあるジヴェルニーという村で一緒に絵を描いたことだろうと言われている。

モネが屋外で自然を直接描く様子にサージェントは尊敬の念を抱き、本作のように彼の描く題材やスケッチの方法を真似していた。この画の表現がモネの作風に強く影響を受けていることがわかる。また、この作品を制作する少し前に、モネの《トレポールの石》という作品を購入している。

サージェントは芸術界の慣習に倣い、よく描いたスケッチを友人や仲間の画家に見せたりあげたりしていた。しかし、本作だけは別でサージェントは生涯持ち続けており、彼の死後、集めていたモネの作品数点と一緒にアトリエから発見された。

構成と表現

本作ではモネの制作の様子と、その後ろで座って見守る妻の様子を、人間の目で見た情景として描いている。女性はモネのパトロンで友人でもあったエルネスト・オシュデの妻だった。オシュデの死後、二人は結婚し、モネの二人目の妻となった。

絵を見ると、モネの顔や女性の顔、体や服に至るまで細かい部分は描かれていないことがわかる。細かい部分にはあまりこだわらず、その一瞬を捉えようとするのが印象派の作風だった。筆使いが見えるように描かれているのも印象派の特徴だ。色をあまり混ぜることもせず、明るい色を近くに置くことで、明暗を作り出していた。

印象派の様式である、純粋な色使いでの光と影の表現はしていないが、サージェントは自分自身の捉え方で木々の間から落ちてくる太陽の光を生き生きと描き、卓越したスケッチ技術を示している。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョン・シンガー・サージェント
  • 作品名森の端で絵を描くクロード・モネ
  • 英語名Claude Monet Painting by the Edge of a Wood
  • 分類絵画
  • 制作年1885?年 - 1885?年
  • 製作国フランス
  • 所蔵テート・ギャラリー (イギリス)
  • 種類油絵
  • 高さ54cm
  • 横幅64.8cm
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