作品概要

エッフェル塔》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1925年から1925年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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作家の人物像

ロベール・ドローネ―は、1912年に同時コントラストという言葉を使い色彩効果と空間を断片化で表した人物である。彼の表現方法には深みと動きがあり、色彩と空間の調和は実に絶妙なものばかりであった。ポーランドの詩人でキュビズムの先導者の一人でもあるギヨーム・アポリネールは、ドローネ―のこのようなスタイルをオルフィズムと称した。

全35作制作されたうちの一作

1922年から1928年にかけてドローネ―は、初期の絵画に基づいて5枚の石版を制作した。その作品には、パリのダイナミックな建築が主に反映されている。その頃彼は、リズム的に配置された線やパターンと同時にキアロスクーロ効果を取り入れていた。

キアロスクーロというのは、光の明暗の対比により物体の立体感を出す方法のことである。また、ドローネ―はこの効果と同じく鮮やかな色や単色の図面などの版画にも興味を示していたとされている。ドローネーが主に制作に使用していたとされるのは、脂の量が多い黒いクレヨンと液体であったため彼が石版を制作し始めるプロセスはそう容易ではなかったであろう。

そして彼が生涯のうち制作した石版は約35作あり、そのほとんどの主題は本のイラストであった。《エッフェル塔》はその35作存在する石版のうちの一作。当時、未完に終わってしまったプロジェクトではあるが、本作品はパリの出版社がフランスの小説家、ジョリス=カルル・ユイスマンスの作品とともに出版する話が持ち上がっていた。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名エッフェル塔
  • 英語名The Eiffel Tower
  • 分類絵画
  • 制作年1925年 - 1925年
  • 製作国
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)
  • 種類石版
  • 高さ65.1cm
  • 横幅50cm
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