作品概要

円環的フォルム》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1930年から1930年で、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館に所蔵されている。

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シリーズ制作の原点

ロベール・ドローネ―は、パリのゴシック様式の教会セイント・セバリアンを最初のシリーズの画題として選び制作を開始した。そのシリーズでドローネ―は主に、教会のステンドガラスを通って流れる光の変調とその変調によってもたらされる建築物の知覚的歪みを表現したのである。

ドローネ―はシリーズ作品を制作する際、ポール・セザンヌとキュビズムの創始者のひとりでもあるジョルジュ・ブラックの初期の影響を大いに受けたと自身で語っている。カラフルな色彩や床の滑らかな表面さえも破壊するような色相がその影響の大きさを物語っているといえよう。

《同時に開いた窓》のシリーズ制作時、窓に関するドローネ―の関心は最高潮に達していた。その関心とは窓だけではなく窓からの景観、そしてガラスを使用したシンボルにも及んでいた。またこのシリーズでは、フランスの学者からも影響を受けていたのである。

色彩へのこだわり

ドローネ―のこのシリーズに対するこだわりも大変強く、特に色に対する思いは一層であった。そのこだわりは、色のコントラストに始まり画面上に色がどのような広がりを見せるかなどドローネ―の色に対する研究が色濃くキャンバスに反映されたことは言うまでもない。

そしてその色彩に対する興味や関心は、本作品である《円環的フォルム》からも伺い知ることができるであろう。そしてドローネ―の尽きない探究心は、この作品の色彩にも表れている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名円環的フォルム
  • 英語名Circular Forms
  • 分類絵画
  • 制作年1930年 - 1930年
  • 製作国
  • 所蔵ソロモン・R・グッゲンハイム美術館 (アメリカ)
  • 種類油絵
  • 高さ128.9cm
  • 横幅194.9cm
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