作品概要

ネッソスとデイアネイラ》は、画家のアルノルト・ベックリンによって制作された作品。制作年は1898年から1898年で、カイザースラウテルン美術館に所蔵されている。

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《ネッソスとデイアネイラ》は、ドイツの画家アルノルト・ベックリンにより1898年に制作された油彩画である。

モチーフとなった物語

デイアネイラは、ヘラクレスの神話的な妻であった。彼女は、野生のケンタウルスであるネッソスが渡し守をしていたエウエーノス川を渡る必要があった。しかし、ネッソスは彼女を運ぶ間、デイアネイラを襲おうとした。デイアネイラが戦っているところにヘラクレスが助けにやって来て、ネッソスに毒矢を撃った。ネッソスが死ぬ際、彼はデイアネイラに、自分の血を取るように言った。その血をオリーブオイルと混ぜると、ヘラクレスが浮気をしなくなると言う。

ヘラクレスの死に繋がるエピソード

デイアネイラはこの薬を手に入れた。ヘラクレスはギリシャの多くの地域で不義の子をもうけた。ヘラクレスの心が自分から離れることを恐れ、デイアネイラはヘラクレスのライオン革のシャツに薬を塗布した。それを着たヘラクレスは、毒の回った血によりひどく苦しんだ。そして生きたまま自分を火葬にさせた。これを知ったデイアネイラは、絶望で自殺した。

描写

本作はベックリンの最後の物語画のひとつである。ネッソスとデイアネイラが戦っている。明らかにネッソスが優位に立っているようである。しかし、画面右では、ヘラクレスはネッソスに毒の塗られた槍を突いており、そこからはすでに血が噴き出している。

ベックリンは、明確な表情とボディ・ランゲージにより、これらを描き出している。

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基本情報・編集情報

  • 画家アルノルト・ベックリン
  • 作品名ネッソスとデイアネイラ
  • 英語名Nessus and Deianira
  • 分類絵画
  • 制作年1898年 - 1898年
  • 製作国不明
  • 所蔵カイザースラウテルン美術館 (ドイツ)
  • 種類油彩、板
  • 高さ104cm
  • 横幅150cm
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