作品概要

サテュロスとキューピッドといるヴィーナス》は、画家のアンニーバレ・カラッチによって制作された作品。制作年は1588年から1588年で、ウフィツィ美術館に所蔵されている。

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道徳的観点より長く日の目を浴びなかった

1620年のメディチコレクションで入手され、17世紀になるころには既に有名だったこの《サテュロスとキューピッドといるヴィーナス》は、18世紀の大部分を通し、道徳的な理由からより上品で寓話的なテーマの他の作品によって覆い隠されていた作品である。1812年のオリジナルの復活はアンニーバレ・カラッチの若々しい発展の中のとても重要な作品を、私たちの元に取り戻した。

もし私たちが古いコピーの裏に書かれた1588年という日付を信じるならば、若い画家たちにとってこの《サテュロスとキューピッドといるヴィーナス》は決定的な年となる。つまり、すでにコレッジョによって豊かになった、この時期は後期のマニエリスムのボローニャ派文化から彼の進化の時代である。カラッチ主義の基盤としてデッサン中心ではなく、色を使って画面を構築して詩を感じさせる雰囲気、さらには人間の感覚に直接訴えかけてくるような新ヴェネチア主義を浮き彫りにするだろう。

ボリューム感のあるヴィーナスの肉体を表す色調

《サテュロスとキューピッドといるヴィーナス》のヴィーナスの驚くべき肉体の色調は、格好がよく官能的な態度は彼女の床に押しつぶされた臀部に表れている。これは人気のあるモチーフであり、画家の技量の証明となるものである。サテュロスとは、自然豊穣の化身とも言われる精霊であるが、欲情の塊とも表現される好色な存在である。

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基本情報・編集情報

  • 画家アンニーバレ・カラッチ
  • 作品名サテュロスとキューピッドといるヴィーナス
  • 英語名Venus with a Satyr and Cupids
  • 分類絵画
  • 制作年1588年 - 1588年
  • 製作国?
  • 所蔵ウフィツィ美術館 (イタリア)
  • 種類油絵
  • 高さ112cm
  • 横幅142cm
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