作品概要

侍女》は、画家のシャイム・スーティンによって制作された作品。制作年は1933年から1933年で、ベンウリギャラリーに所蔵されている。

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風変わりな人柄

スーティンは変わり者で社会不適合者だった。何かにインスピレーションを感じると狂ったように作品を描いたが、しかし彼の技法が後に、芸術の世界で重要で新しい表現方法となったのである。

アメリカ人のコレクターに見いだされるまでは、彼は何年もの間芸術で生計を立てることができず、貧しい暮らしをしていた。そして、向う見ずで風変りな行動をすることが多かった。例えば思いがけず収入が多くあったときでも、パリから南フランスに400マイルもの距離をタクシーで移動し、その収入をすべて使い果たしてしまったりといったこともあった。

給仕人を描き続けたスーティン

彼が人物を描くときは、給仕人をモデルにすることが多いことで知られていた。給仕人たちは、スーティン自身がパリで貧しい生活をしているときと同じ種類の人たちだからであろう。それはたとえ彼がその、力強い色と構図で画家として成功した後も、スーティンは彼らをモデルにして描き続けた。彼のキャリアの中でも評価が高い時期の作品のひとつが、本作《侍女》である。

抽象表現の前衛

スーティンは、色と質感でその作品にエネルギーを与えたが、同時に少し抽象表現的要素も取り入れていた。若い女性の前のエプロンの周囲に青いカーブした線を描いているが、それはあまりその女性の体と合っておらず、そのエプロンの布がボールのような形になっていて、おかしな形で首から下がっている。しかしこれはかなり抽象的な手法での3Dの形と空間の表現の提案になっているのである。

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基本情報・編集情報

  • 画家シャイム・スーティン
  • 作品名侍女
  • 英語名Waiting Maid
  • 分類絵画
  • 制作年1933年 - 1933年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ベンウリギャラリー (イギリス)
  • 種類油絵
  • 高さ46.7cm
  • 横幅41cm
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