作品概要

馬丁》は、画家のシャイム・スーティンによって制作された作品。制作年は1925年から1925年で、パリ国立近代美術館に所蔵されている。

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青白い幽霊のような顔

その顔は不思議なくらい青白く、幽霊のようでもあり、その青白さで汚れているかのようにすら見える。まるでけばけばしいボードビルのショーのライトを浴びているかのようである。

おかしな首と顔の構図

この顔はこの時のためにメイクをされたものである。そうでなければなぜこんなに眉が高い位置にあるのか?頭は奇妙に首の一番細いところに乗っかっていて、少し斜めに傾いていて、不安定な位置にある。まるでもうすぐ頭が転げ落ちてしまいそうである。

こっけいな見た目と悲しげな表情

唇は閉じられ、驚くほどに強烈な赤色である。耳はこっけいな見た目で、ゴムのようである。まるでおもちゃのミスターポテトヘッドの冗談のような耳である。そのおもちゃのように少し違う方向で付けると面白くなるかもしれない。

そうしたらこの絶望的に痩せた男は、笑った顔を見せるだろうか?おそらくそれはないだろう。彼の態度は本当に絶望的に悲しそうだからである。だから彼は私たちと目が合っているような合っていないような様子なのだろう。

彼は、自分が様々な人格の象徴となっていることを嬉しく思ってはいないのだろう。

*馬丁とは、馬の世話を業とする人のことである。

*ボードビルとは、17世紀末にパリの大市に出現した演劇形式である。アメリカでは、舞台での踊り、歌、手品、漫才などのショー・ビジネスを指す。

*ミスターポテトヘッドとは、ジャガイモの顔をした人形で、目や耳などの顔のパーツを自由に付け替えることができる。

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基本情報・編集情報

  • 画家シャイム・スーティン
  • 作品名馬丁
  • 英語名The Groom
  • 分類絵画
  • 制作年1925年 - 1925年
  • 製作国フランス
  • 所蔵パリ国立近代美術館 (フランス)
  • 種類油絵
  • 高さ98.1cm
  • 横幅80.5cm
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