作品概要

小さな菓子職人》は、画家のシャイム・スーティンによって制作された作品。制作年は1921年から1921 年で、ポートランド美術館に所蔵されている。

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肖像画への傾倒

スーティンはパリに戻ってから、肖像画を描くようになった。特にメイドや召使に魅了されたが、有名なものに本作《小さな菓子職人》がある。この被写体は、哀れむような目線で、こっけいで小柄な職人で、その体は波打って伸びており、スーティンの典型的なスタイルになっている。その他にも、給仕人のシリーズや料理人のシリーズなど、多くの労働者の肖像を描いている。

スーティンの画家としての大きな転機となる出会い

裕福なアメリカ人コレクターであるアルバート・バーンズが1923年に突如スタジオを訪ね、それをきっかけにスーティンがずっと待ち望んでいた幸運が訪れた。

バーンズはスーティンの作品が、ヨーロッパの絵画で次のムーブメントになるだろうと予見し、一度の訪問で52点もの作品を購入した。フィラデルフィアの郊外にあるバーンズコレクションは、現在世界で最も多くのスーティン作品を所蔵しており、スーティンに世界的名声をもたらしたのがこのバーンズなのである。

マデレーン・カステンとの出会い

彼は、フランスの流行発信源であるマデレーン・カステンにスーティンを紹介し、彼女はスーティンのパトロンになった。彼女とその夫のマルスランは、スーティン作品のほとんどを購入して、スーティンのアトリエをシャルトル近くの住居に作った。彼らの家から、スーティンは作画に必要なものはすべてぜいたくにあてがってもらい、生活苦や狭苦しいパリの街に住むことから解放されたのである。

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基本情報・編集情報

  • 画家シャイム・スーティン
  • 作品名小さな菓子職人
  • 英語名The Little Pastry Cook
  • 分類絵画
  • 制作年1921年 - 1921 年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ポートランド美術館 (アメリカ)
  • 種類油絵
  • 高さ153cm
  • 横幅66cm
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