作品概要

大きな頭部》は、画家のアルベルト・ジャコメッティによって制作された作品。制作年は1958年から1965年で、ジャコメッティ財団に所蔵されている。

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《大きな頭部》は、スイス出身の20世紀の彫刻家であり、画家でもあるアルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)が1958年から1965年にかけて制作した彫刻作品である。

大胆な技法

1958年の初頭、ジャコメッティは同年5月6日から31日かけてニューヨークのピア・マティス・ギャラリーで開催する展覧会のために、彫刻作品のシリーズの最終仕上げにとりかかっていた。ヴェネツィアの婦人シリーズと違って、粘土で原型をかたどり金属のアーマチュア(金属関節)をつけるということはせず、新たな彫刻は直接石膏から作った。

この大胆な技法は表現に新たな活力を呼び覚まそうとするものだった。1958年に写真家インゲ・モラスによってアトリエで写真を撮られていたことによって明らかになっている。

人体の一部分を作品に

本作はアメリカ・ニューヨークのチェース・マンハッタン銀行のモニュメント用に依頼されたものだった。これまでの制作の集大成にもなる作品のひな型だった。完成後、ブロンズとして起こされている。

1965年、1958年に制作された大きな頭部はイギリスのロンドン、アメリカのニューヨークで開催された回顧展の展示品に画家本人によって選ばれている。

この時期の画家は人体の一部分を作品にすることに関心を示している。本作では、長い首が彫刻の独自性を発揮している。1947年には《手》という作品も制作した。1958年にその興味は足に移っている。だが、もともとは1947年から考えていたことが、インゲ・モラスが当時撮影した写真からわかる。

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基本情報・編集情報

  • 画家アルベルト・ジャコメッティ
  • 作品名大きな頭部
  • 英語名Large Head
  • 分類絵画
  • 制作年1958年 - 1965年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ジャコメッティ財団 (フランス)
  • 種類石膏
  • 高さ58cm
  • 横幅26.4cm
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