作品概要

子供と庭園を散歩する貴婦人》は、画家のトマス・ゲインズバラによって制作された作品。制作年は1785?年で、J・ポール・ゲティ美術館に所蔵されている。

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《子供と庭園を散歩する貴婦人》は、イギリスの画家トマス・ゲインズバラによって、おそらく1785年頃に制作された作品である。

18世紀の重要なイギリス画家

トマス・ゲインズバラは、18世紀のイギリスの画家の中でも最も有名な人物として名声を確立した。彼は、そのキャリアの早い段階でロココ様式の作品を制作し始めた。その作品は、当時の流行を通して貴族社会の豪華さと気楽さを表現した。

上流下級の女性と子供

この肖像画のモデルは特定されていないが、公園を歩いている女性と子供はおそらくイギリス上流階級の特定の人物であろう。女性は大きなピクチャーハット(ゲインズバラ・ハットとも呼ばれている)を着用し、巻き毛は肩の上にゆるやかに流れている。この髪型は1785年から1790年の間、イギリスで流行したものである。新鮮な白い盛り上がりを伴う黒いチョークの線は、彼女の軽やかな足どりや、スカートを吹き抜ける風の感覚、、周りの葉の穏やかな揺れを描き出している。

習作としての素描

トマス・ゲインズバラはおそらく、イギリス国王ジョージ3世に依頼されたが実現に至らなかった《リッチモンド水辺の散歩道》の習作としてこの素描を描いた。その絵では、ロンドンのテムズ川のほとりを散歩するスタイリッシュな女性たちを描く予定だった。絵を準備するために、ゲインズバラはロンドンの自宅近くのセントジェームズパークへ赴いてスケッチをし、そこで見た「着飾ったおしゃれな女性」を描いた。この作品は、その際に描かれたものである可能性が高い。

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基本情報・編集情報

  • 画家トマス・ゲインズバラ
  • 作品名子供と庭園を散歩する貴婦人
  • 英語名A Lady Walking in a Garden with a Child
  • 分類絵画
  • 制作年不明 - 1785?年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵J・ポール・ゲティ美術館 (アメリカ)
  • 種類黒チョーク
  • 高さ50.8cm
  • 横幅22.1cm
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