作品概要

マローヤの山の風景》は、画家のアルベルト・ジャコメッティによって制作された作品。制作年は1920年から1920年で、ジャコメッティ財団に所蔵されている。

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《マローヤの山の景色》は、スイス出身の20世紀の彫刻家であり、画家でもあるアルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)が1920年頃に制作した油彩画である。

色彩豊かな表現

ジャコメッティは、肖像画や静物画と並行して、風景画にも早くから挑戦していた。特に、自身の生まれた場所であるスタンパの山並みや、実家のあるマローヤの絵を繰り返し描いた。スイスの同じ地域のたくさんの山の景色を描いた、父親であり画家のジョヴァンニや、画家のクーノ・アミエや、フェルディナント・ホドラーの作品を手本にした。

本作品の場合、山のふもとにある渓谷に、小さな家が軒を連ねている。画面の色彩豊かな表現はドイツとスイスの外光派の影響を受けている。夕焼けの景色はホドラーの作品を再現しているようだ。

入念な準備

本作のように、初期の頃の作品は、入念な準備をしてから、実際にカンバスに絵の具をのせて絵を描いた。その姿は、若い画家に下書きの重要性を再認識させるほどだった。ジャコメッティは一気呵成に下書きを何枚も描き、イメージを落としこんでいった。ドローイングの段階でも本番と同じ色を使った。大きさもカンバスの枠と同じにした。それはジャコメッティのある種の癖のようになっており、円熟期に絵画を描くときにも同じように準備を怠らなかった。

1920年頃に制作された本作はジャコメッティの生存中には一般公開されることはなかった。2016年で中国、上海にある余徳耀美術館で、ジャコメッティの回顧展か開催された際、展示されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家アルベルト・ジャコメッティ
  • 作品名マローヤの山の風景
  • 英語名Mountain landscape at Maloja
  • 分類絵画
  • 制作年1920年 - 1920年
  • 製作国スイス
  • 所蔵ジャコメッティ財団 (フランス)
  • 種類油彩
  • 高さ30.3cm
  • 横幅30.1cm
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