作品概要

エッフェル塔》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1926年から1926年で、パリ市近代美術館に所蔵されている。

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作品の時代背景

ロベール・ドローネ―は、1900年から1940年にかけてパリに在住していた芸術家である。そしてドローネー絵画作品の中でも、最も有名なのが本作品《エッフェル塔》を含むエッフェル塔シリーズであろう。ドローネ―は1909年から1912年の間に最初のシリーズを制作し、1920年から1930年の間には第二弾のエッフェル塔シリーズを描いた。

1924年頃になると、ドローネ―は平面や線とは対照的な色を用いたスタイルへと画風を変え、キュビズム作品を制作する芸術家として知られるようになっていくのであった。

想いを馳せた象徴

ドローネ―が書き記していた日記によると、エッフェル塔はパリのシンボルであり、芸術はそれを示すバロメーターだとしている。現在でも、エッフェル塔は避難所としての盛況を見せているが、当時エッフェル塔はフランスが現代に足を踏み入れた象徴であり国の誇りであるとドローネ―は主張していた。

彼は作品にパリの街並みを描くことで、これまでの都市の経過を伝えようとしたのである。またドローネ―は、彼のイメージしたパリの夢幻と感知を作品の構造をテンプレートとして作品に反映させた。その上、本作品はドイツの表現主義者の典型的で都市の場面を描いた暗い絵画とは異なり、戦後の進歩に対する深い情熱が近代的な大都市に描き表されているとして感銘を受けている。

ドローネ―は革新と復興の中心でもあったパリのエッフェル塔が、正に自分が思い描く楽観的思考と近代都市への夢や想像そのものだとも語っていた。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名エッフェル塔
  • 英語名Eiffel Tower
  • 分類絵画
  • 制作年1926年 - 1926年
  • 製作国パリ
  • 所蔵パリ市近代美術館 (パリ)
  • 種類油絵
  • 高さ169cm
  • 横幅86cm
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