作品概要

サセックス伯爵夫人ヘスターとその娘バーバラ・イェルバートン》は、画家のトマス・ゲインズバラによって制作された作品。制作年は1771年から1771年で、トレド美術館に所蔵されている。

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モデルについて

ロンドンのロイヤル・アカデミーで1771年に最初に出展された本作は、西イングランドの上流階級の保養地であったバースで描かれた。これはゲインズバラには珍しい二人の肖像画で、サセックス伯ヘンリー・イェルバートンの妻と娘の全身を描いている。

ジョージ2世の長女付きの女官の地位を得たヘスターは、木の前で片手を頬に、もう片方は、かろうじて見えるつばの広い帽子を握って座っている。彼女は、肩の上に黒いレースのショールをかけ、波打つクリーム色のサテンドレスを身に着けている。

母親の側に立っているのは、彼女の唯一の子供バーバラである。10歳から11歳くらいの年齢で捕らえられた彼女の若さは、手の中の飾りと、母親のリボンの髪飾りとうまく調和しているボンネットのように、青いリボンで飾られた白いモスリンのドレスによって強調されている。

疎遠となる母娘の関係

詩的な優美さを用い、ゲインズバラは母と娘の間の絆を描き出している。人物は重なり合っており、風景の前に位置するだけでなく、その中に調和して配置されている。ゲインズバラの繊細な色調とタッチの鮮やかさは、子供の無垢な視線によって導かれる共感をモデルに与えている。

この優しい関係は、母娘のその後の疎遠をより悲惨なものにしている。バーバラは15歳のとき、レキシントン・コンコードの戦いでイギリス軍に数ヶ月前から従軍していたエドワード・ソロトン・グールドと駆け落ちした。両親は激怒し、彼と別れるよう娘に促した。彼女は後に3人の子供を産み、21歳の誕生日の前に亡くなった。

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基本情報・編集情報

  • 画家トマス・ゲインズバラ
  • 作品名サセックス伯爵夫人ヘスターとその娘バーバラ・イェルバートン
  • 英語名Hester, Countess of Sussex, and Her Daughter, Lady Barbara Yelverton
  • 分類絵画
  • 制作年1771年 - 1771年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵トレド美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ226.7cm
  • 横幅153cm
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