作品概要

都会の窓No.3》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1911年から1912年で、グッゲンハイム美術館 に所蔵されている。

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シリーズ作品

1911-1912制作の《都会の窓No.3》はロベール・ドローネ―の街を題材としたシリーズのうちの一作である。また、ドローネ―はアバンギャルドとしての評価を確立していた。アバンギャルドというのは、芸術の文脈において革新的な試みや実験的な試みなどを行う芸術家のことを指す言葉である。

つまり本作品の制作時にも、ドローネーはすでに他の芸術家が成し得ていない表現を用いていたことになる。また以前のドローネ―作品では、光が物体を壊すよう描かれていたが本作品では光が被写体そのものとなっている。

こだわりが垣間見れる作品の特徴

ドローネ―の絵画に共通するパッチワークを用いた作品は、三角形と四角形の一貫したパターンで構成されている。色彩はというと、キャンバスの表面上に新鮮な色彩が広がりをみせている。興味深いことにこの絵画は一度失われたと思われていた、1906年制作の《カルーセル・オブ・ピッグ》の断面を持っているのだ。

実は《カルーセル・オブ・ピッグ》という作品は、以前の新印象派の探究された特徴が花のレンダリングや鮮やかな色に分解されている点などから見て取れるのである。この作品で彼は光の中で光が、すべてのオブジェクトを視覚的に構築する様々な手法を画中で披露している。

総合して考えると、本作品は新印象派の要素とドローネ―自身が生み出した手法を混合させた作品ということになる。一貫したパターンを使用している本作品以外のシリーズとの比較も鑑賞ポイントとして大変興味深いところである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名都会の窓No.3
  • 英語名Window on the City No. 3
  • 分類絵画
  • 制作年1911年 - 1912年
  • 製作国
  • 所蔵グッゲンハイム美術館  (ニューヨーク)
  • 種類油絵
  • 高さ130.8cm
  • 横幅113.7cm
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