作品概要

馬+騎手+家々》は、画家のウンベルト・ボッチョーニによって制作された作品。制作年は1913年から1914年で、国立近代美術館に所蔵されている。

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《馬+騎手+家々》はウンベルト・ボッチョーニによって1913年から1914年にかけて制作された油彩画である。この作品はローマの国立近代美術館に所蔵されている。

2つの「馬+家々」

この作品は《馬+騎手+家々》のタイトルでローマに所蔵されているが、同じ1913-1914年に描かれ、現在ミラノのパラッツォ・レアーレにある市立現代美術館に所蔵されている《可変性のダイナミズム:馬+家々》という作品も存在する。これら2つの作品は馬、家々、そして「+」の記号が共通しており、ほとんど同じテーマを描いていると考えられる。

実際、馬というテーマはボッチョーニのお気に入りで、そのスピード感や荒々しさについて、彼は新しい時代の新しい表現形式を体現するものだと考えていたようである。

ミラノの《可変性のダイナミズム:馬+家々》との相違点

しかし2つの作品を比較すると、様式の違いがはっきりと見て取れる。ミラノのバージョンでは色彩はベージュからバラ色の同系色でまとめられていた分、三角形の形態が明確に際立っていた。しかしこのローマのバージョンにおいては、画家の関心は色彩に移っている。青の濃淡は画面に奥行きを与えているが、一方で馬や騎手、家々の形態やその動きは色彩の中に溶け込んでしまい、さほど顕著には認識できない。これはおそらく、セザンヌの色彩感覚を研究した成果だろうと思われる。

なお、この作品のための準備素描はミラノのスフォルツェスコ城の版画素描コレクションに所蔵されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ウンベルト・ボッチョーニ
  • 作品名馬+騎手+家々
  • 英語名Horse + Rider + Houses
  • 分類絵画
  • 制作年1913年 - 1914年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵国立近代美術館 (イタリア)
  • 種類油彩画
  • 高さ105cm
  • 横幅135cm
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