作品概要

ルカとカタリナの前に現れたイエスの母》は、画家のアンニーバレ・カラッチによって制作された作品。制作年は?年から1592年で、ルーヴル美術館に所蔵されている。

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宗教画の基本を保ちつつ新しいものを切り込んでいる構図

ルネサンス美術はある種の宗教的な対話のシーンを開拓してきた。《ルカとカタリナの前に現れたイエスの母》では祝福を受けた母親のマリアと赤子のキリストが真ん中におり、たくさんの天使が顔を出した雲の上に乗っている。そして厳格なポーズで立ったたくさんの聖人が周りにいる。

この時マリアは赤い衣に雲からつながっているかのような青いヴェールをまとっている。宗教画ではこのような赤い衣は血、救済、愛を表し、青は青い海の様な包容力を表している。カラッチはお馴染みの主題を保ちながらもこのような構図に切り込んだ最初のうちの人物の一人である。

キリスト教の伝記、聖人伝からわかる人物の特徴とも言える持ち物

《ルークとカタリナの前に現れたイエスの母》の中で、マリアとキリストが天国の群衆の中に座りながら、二人の人物の前に姿を現している。その二人の人物とは「聖人伝」を参考にして、あるシンボルから人物を見分けることができるのだ。

「ルカによる福音書」、「使徒行伝」の著者であったため、その際に使われた羽ペン、そして古い伝説によると画才があったためかつてマリアの絵を描いたと言われていてその手前に置いてあるブラシがある。羽ペンとブラシから見られるように男性は聖ルカである。又、女性はアレクサンドリアの聖カタリナである。彼女のそばには車輪があるが、これは彼女を刑に処した際に使われた道具の一つである。

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基本情報・編集情報

  • 画家アンニーバレ・カラッチ
  • 作品名ルカとカタリナの前に現れたイエスの母
  • 英語名The Virgin Appears to St. Luke and Catherine
  • 分類絵画
  • 制作年?年 - 1592年
  • 製作国?
  • 所蔵ルーヴル美術館 (フランス)
  • 種類油絵
  • 高さ401cm
  • 横幅226cm
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