作品概要

第4歩兵連隊将校》は、画家のトマス・ゲインズバラによって制作された作品。制作年は1776?年から1780?年で、ビクトリア国立美術館に所蔵されている。

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《第4歩兵連隊将校》は、イギリスの画家トマス・ゲインズバラによって制作された油彩画である。ビクトリア国立美術館に所蔵されている。

繰り返し描いたポーズ

トマス・ゲインズバラは軍人の肖像画を多く描いた。その多くは全身肖像画であり、風景の中にモデルを立たせていた。この作品と、1770年代初めに描かれた個人所蔵のジョン・バロック大佐の肖像画の間には、強い関連性がある。もたれかかっているのが岩か台かという違いはあるものの、バロックは本作のモデルとほぼ同じ姿勢をとっている。実際、画家はこの脚のポーズを気に入っていたようである。この肖像画においてこのポーズは、物思いに耽っている雰囲気を作り出すことに貢献している。

背景の役割

将校は過去を振り返り、自分の立場について真剣に熟考していることが示唆されている。その意味でこの風景は、単なる装飾的な背景よりも大きな役割を果たしている。この風景の重要な役割は、モデル自身の背景を描いた数少ないイギリスの肖像画家ゲインズバラの作品の中でも、特に注目されている。マスケット銃や銃剣とともに遠くにある軍艦は、若い男が積極的に戦っているか、戦争へ行くところであることを示しているように見える。

描写と効果

ゲインズバラは、暗い岩と、将校の支配的な姿とのバランスをとるために、犬を用いた。絵の左側には、より明るい海景があり、船がある。動物が創り出す三角形は、役人の右腕によって作られた対角線の延長になることによって構成に安定性をもたらし、その結果、画面を2つの領域に効果的に分割している。

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基本情報・編集情報

  • 画家トマス・ゲインズバラ
  • 作品名第4歩兵連隊将校
  • 英語名An officer of the 4th Regiment of Foot
  • 分類絵画
  • 制作年1776?年 - 1780?年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵ビクトリア国立美術館 (オーストラリア)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ230.2cm
  • 横幅156.1cm
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