作品概要

ポルトガルの女性》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1916年から1916年で、ティッセン=ボルネミッサ美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

夫婦で過ごした地

第一次世界大戦中、ロベール・ドローネーと妻のソニア・ドローネーはスペインのリゾート地、サン・セバスティアンで休暇を取っていた。その後二人はマドリッドで過ごした後、1915年6月から1916年3月まで、ポルトガルのヴィッラ・ド・コンデに住んでいた。

ロベール、ソニア、夫婦そろって画家であった二人は、ポルトガル北部の温かく澄んだ光に魅了され田舎のマーケットを題材としたシリーズをポルトガルで制作することになる。

ロベール・ドローネ―は本作品の制作以前、1912年には早くもキュビズムを脱退しているが彼の抽象絵画への情熱は冷めることなく、その後も抽象絵画を制作し続けていた。そして、この頃に連作として制作に取り組んでいたのが、窓を描いた作品である。

ダイナミックな色彩を持つ絵画の理由

1916年制作の本作品《ポルトガルの女性》では、比喩敵で抽象的な要素が画中に混在している。色の配置を見てみても、実に動的でありダイナミックに表現されている。ドローネ―は、制作時に油とワックスを混合することで色の飽和度を最大限に高めたのである。

この技法は、先に述べていたポルトガルでの滞在後に編み出した手法だといわれている。そして、本作品からもドローネ―の抽象絵画の特徴ともいえる、原色系のダイナミックな色彩が見て取れるのと同時に、彼の作品の特徴からはフォービズムに通じるものを感じ取ることができる。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名ポルトガルの女性
  • 英語名Tall Portuguese Woman
  • 分類絵画
  • 制作年1916年 - 1916年
  • 製作国ポルトガル
  • 所蔵ティッセン=ボルネミッサ美術館 (スペイン)
  • 種類油絵
  • 高さ205cm
  • 横幅180cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • ポルトガルの女性の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。