作品概要

リズムNo.1》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1938年から1938年で、パリ市近代美術館に所蔵されている。

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円形で表現された連作

1938年に制作された《リズムNo.1》は、飛行機のプロペラ、そして飛行機の動きを取りまく渦巻やプルームを思い起こさせる様な絵画である。スピードとテクノロジーを愛する芸術家が純粋な抽象化へと取り組んだ作品でもある。これは、ドローネーにとっても新たな試みだった。

本作品は、リズムと名付けられた連作のうちの一つである。連作の特徴としては、色彩の同心円を組み合わせて構成されていることが挙げられる。リズムの連作はパリ万国博覧会のために制作され、連作には航空館と鉄道館のフレスコ画が存在する。

ドローネ―作品も展示された、パリ万国博物館とは1937年にフランスのパリで開催された国際博覧会のことである。第二次世界大戦後に開かれたこの博覧会には、フランス、ドイツ、イタリア、ソビエト連邦、スペイン、アメリカそして日本を含む44年カ国が世界各地から参加した。

人生最後の超大作

ドローネ―の作品は、彼と同年代に活躍していたキュビズムの画家ピカソ達とは違い色彩を重要としていた。また、この作品かも推測できるのはドローネ―が色理論への関心を示していたこと、その関心が作品に見事に反映されているということだ。ドローネ―は大規模なものを制作することで、現実を説明するようなスタイルよりも形態とその深さを同時に画面に作り出す、作品の視覚的感覚を高めたとされている。

本作品は、ドローネーが亡くなるわずか三年前に描かれた作品であり、彼の最後の大作作品であった。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名リズムNo.1
  • 分類絵画
  • 制作年1938年-1938年
  • 製作国フランス
  • 所蔵パリ市近代美術館 (フランス)
  • 種類油絵
  • 高さ529cm
  • 横幅592cm
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