作品概要

終わりのないリズム》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1934年から1934年で、テイト美術館に所蔵されている。

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妻が名付けた作品

1934年制作《終わりのないリズム》は、電流の流れを模倣するような円形の周期的なループ効果を表す絵画だとして、ロベール・ドローネ―の妻、ソニア・ドローネ―によって命名された作品である。1930年頃には、ドローネ―の作品スタイルは抽象化へと戻っていた。

つまり、本作品はドローネ―が制作スタイルを抽象化へと戻してからの作品ということになる。そしてその頃には、ドローネ―絵画で最も知られているであろう大型の作品、スピニング・ディスク・コンポジションの制作に入っていくのである。

計算された配色

ドローネ―初期の作品では、画面を幾何学的形態で表し、その形態を色の配置によって鑑賞者へ被写体が動きのあるものであるかのような錯覚を起こす描き方をしていた。ドローネ―は微妙なグラデーションをこの作品で表現するために、色を慎重に選択したといわれている。

画面中央に見えるオレンジ、緑、黄緑、赤の色以外の濃い黒と淡い青色の二色は画面内でシンメトリーになるように配置されている。この二色の配置と薄い青色、黄色を円の外側に細く使用したところが、正にドローネ―のグラデーション表現への試みがなされたところであろう。

対角線で構成された画面の構図は、ダイナミズムの効果をより高めている。そして本作品制作の翌年から、パリの博覧会のために公開された壁画の中でこの作品は驚異的な規模で存在し続けることになる。

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基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名終わりのないリズム
  • 分類絵画
  • 制作年1934年-1934年
  • 製作国フランス
  • 所蔵テイト美術館 (イギリス)
  • 種類油彩
  • 高さ162cm
  • 横幅130cm
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