作品概要

ピエタ》は、画家のアンニーバレ・カラッチによって制作された作品。制作年は?年から1600年で、カポディモンテギャラリーに所蔵されている。

詳細な画像を見る

ミケランジェロのピエタ像から影響を受けて創作

ピエタとはイタリア語で、悲しみ、慈悲などの意味がある。又、聖母子像で死んで十字架から降ろされたキリストを抱く母マリアの彫刻や絵画のことをさす。1499年に完成されたミケランジェロによるピエタ像を筆頭に多くのピエタが作られている。カラッチもこのサンピエトロ大聖堂にあるミケランジェロのピエタ像から影響を受けて《ピエタ》を完成させた。

カラッチの作品の中でこの《ピエタ》も最高のものと称されるほど、多くの複製画やアレンジされたバージョンが多数存在する。間違いなくバロック時代のピエタの真の規範として存在していたのである。《ピエタ》が制作されたのはカラッチが丁度イタリアのローマのファルネーゼ宮殿にフレスコ画を描いているときである。この頃のカラッチは40歳代で複数のピエタやキリストの哀悼などの宗教画に集中して取り組んでた時期である。

キリストの悲しみを伝える周りの人物

カラッチの《ピエタ》は泣いているマリア、そして美しく横たわるキリストが神々しく描かれている。マリアの左手は前方に傾いており、これはミケランジェロのピエタ像をまさにオマージュしている部分である。右側には小さな天使が二人いて、一方はキリストの左手を持っている。もう一方は、キリストのいばらの冠のとげと指に差して、こちらを見ている。この天使は自分の視線を直接観察者に向けて、イエスの苦しみを思い浮かべるよう促している。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家アンニーバレ・カラッチ
  • 作品名ピエタ
  • 英語名Pieta
  • 分類絵画
  • 制作年?年 - 1600年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵カポディモンテギャラリー (イタリア)
  • 種類油絵
  • 高さ156cm
  • 横幅149cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • ピエタの感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。