作品概要

チェロを演奏するジョン・チャフィー》は、画家のトマス・ゲインズバラによって制作された作品。制作年は1750?年から1752?年で、テート・ブリテンに所蔵されている。

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モデルについて

ジョン・チャフィー(1719-82)は、後のドーセット州パース・カウンドルの牧師である。妻はエリザベス・コルビンであった。イートン・カレッジとケンブリッジのキングズカレッジで教育を受け、1738年10月に特待生となった。彼は1741年に学会員に選出され、1742年に学士号を取得した。その年の6月13日、リンカーンの執事として任命された。その後すぐに彼はチャタムの牧師となり、1749年にサドバリーとイプスウィッチの中間に位置するサフォーク州グレート・ブリセットの牧師となった。

ヴァトー作品に基づく版画

チャフィーは、チェロを引く3つの方法のうちの1つで弓を持っている。チェロは当時、比較的新しい、まだ進化途中の楽器であった。通常はペグで支えられる楽器であるが、初期においては、ここで示されているようにビオラ・ダ・ガンバのように膝の間で支えられた。

ゲインズバラは、ヴァトーに基づいたタルデューの有名な版画を確実に知っていた。その版画では、イーゼルの画家と彼の友人、ヴィオラを持ったパトロンのジュリアンヌが、公園で自然と心を通わせ合っている。それは1726年からジュリアンヌによって出版されたヴァトー作品にならった版画集の口絵として使われており、1740年にロンドンに引っ越した若きゲインズバラが参加していた美術サークルの中でよく知られていた。

結婚直前のモデルの姿

この肖像画の曇った空とアイビーのからむ壷は、モデルのサフォークからの旅立ちと、気ままな独身の身をほのめかすメランコリックな雰囲気を醸し出している。後ろにある寺院には、リラを持つ彫像の壁龕がある。これは芸術の神アポロンだけでなく、踊りと歌の女神であるテルプシコアー、愛の詩の女神であるエラートのアトリビュートでもある。これは、もうじき行われるチャフィーの結婚、あるいはおそらく彼の音楽的才能への敬意を暗示している可能性がある。

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基本情報・編集情報

  • 画家トマス・ゲインズバラ
  • 作品名チェロを演奏するジョン・チャフィー
  • 英語名The Rev. John Chafy Playing the Violoncello in a Landscape
  • 分類絵画
  • 制作年1750?年 - 1752?年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵テート・ブリテン (イギリス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ74.9cm
  • 横幅60.9cm
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