作品概要

エッフェル塔(ラ・ツアー・ルージュ)》は、画家のロベール・ドローネーによって制作された作品。制作年は1911年から1912年で、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

重要なモチーフ

ロベール・ドローネーは、1909年に、ソニタ・タークとの交際を祝うため本作品である最初の《エッフェル塔》を描いた。ドローネーは約15作品にも及ぶエッフェル塔を制作し、そしてこのエッフェル塔は20世紀の初めに技術開発と革新をなしえた重要な役割として認識されるほどの大きなモチーフとなった。

そして本作品がキュビズムの影響を受けているという事は、タワーを複数の視点から考察され構成されたことと、その構成が断片的に表現されていることからも明確である。

特徴から見る絵画

この作品で、エッフェル塔の高さはより高く描かれ、小さな建築物から見上げるように表現されているのがこの作品の特徴ともいえる。

また、淡い青色の背景とは対象に、豊かな赤色が強調されて使用されることでパリのスカイラインでのエッフェル塔の優位性が再び強調される結果となっている。

印象派とキュービズムの統合

ドローネ―の作品は、印象派とキュービズムの統合を象徴するかのように表現されている。絵画はダイナミックで機械的に表され、翼のような形や煙、加えて雲のプルームは未来主義のプロジェクトを思い起こさせるようにも見える。

マーク・ロゼンタールは、ドローネ―の本作品はこれまでの印象派の牧歌的景観から、フランスの栄光を表すかのような現代風に置き換えたと指摘している。また、彼はドローネ―のカラーパレットからフランスの国旗色でもある赤、白、青が減ったであろうとユーモアたっぷりに語った。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ロベール・ドローネー
  • 作品名エッフェル塔(ラ・ツアー・ルージュ)
  • 英語名Red Eiffel Tower
  • 分類絵画
  • 制作年1911年 - 1912年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ソロモン・R・グッゲンハイム美術館 (アメリカ)
  • 種類油絵
  • 高さ169cm
  • 横幅86cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • エッフェル塔(ラ・ツアー・ルージュ)の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。