作品概要

星座、明けの明星》は、画家のジョアン・ミロによって制作された作品。制作年は1940年から1941年で、ミロ博物館に所蔵されている。

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《星座》はジョアン・ミロによって紙に描かれた23枚の小さな連作で、1939年にヴェレンジュミル・シュル・メールで製作が開始され、1941年にマヨルカとムンロッジ・ダル・カムで完成した。ミロ美術館はこの連作の中で最も重要な作品の1つである《明けの明星》を所蔵している。この作品は最初ミロが妻にプレゼントをし、後に妻によってミロ美術館に寄贈された。

作品の背景

第二次世界大戦が始まる1ヵ月前の1939年8月、ミロは家族でパリを脱出し、ノルマンディーの小さな町であるヴェレンジュミル・シュル・メールに移住した。脱出の際の感情が、高調波で詩的なこの作品に反映されている。

ヴェレンジュミル・シュル・メールでミロは《日の出》から始まる最初の10作品を描き、その後マヨルカ島でさらに複雑な構成を持つ次の10作品を描いた。最後の3作品は1941年にムンロッジ・ダル・カムにあるミロの祖先の家で製作されている。このシリーズを完成させると同時に、彫刻の《バルセロナシリーズ》の最初のスケッチを描き始め、そこでも同じイメージを繰り返し表現している。

「私は逃げたいという深い欲求を感じた。その夜、音楽と星が私の絵の中でそれぞれの役割を演じ始めた。」

作品について

このシリーズは、星、鳥、女性の形状が特徴である。ミロは作品の中で独自の言語で語っている。特定の色の空間を創造するため様々形が異なる方法で重なり合っており、この新しい手法をミロは作品で繰り返し使用されている。幸いなことにこのシリーズには日付が付いており、時系列順に並べる事ができる

背景は全て柔らかな色調で描かれており、作品の大部分に黒色の線が交差し、原色の面が配されている。ミロは宇宙空間を表現するような星の地図を描いている。

ミロの孫であるジョアン・プニエットはインタビューでこう語った。

「《星座》は崇高な憩だ。作品には宇宙に向かう力が感じられる。それらは戦争状態、大量虐殺、ナンセンスな残虐行為から逃れるための扉である。」

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョアン・ミロ
  • 作品名星座、明けの明星
  • 英語名Constellations
  • 分類絵画
  • 制作年1940年 - 1941年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ミロ博物館 (スペイン)
  • 種類油淡彩
  • 高さ38cm
  • 横幅46cm
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